最近ニュースを見ていると新型コロナウイルスに関するニュースが多いわけですが、こないだ読んだ本にこんな記述がありました。
「病気の広まりを予測するときにもっともよく使われるのが「基本再生産数」と呼ばれる変数である。」(出展:ネイト・シルバー著 シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」)
この基本再生産数は「R0」と表記されることが多く、ひとりの感染者がその病気が治るまでに、何人にその病気を移すと見積もられるか、という数字とのこと。
現在流行している新型インフルエンザは、WHOの見立てによると基本再生産数1.4~2.5とネット記事で読みました。
現在流行している新型コロナウィルスよりも、この数値が高い伝染病は、全てではありませんが
H1N1(スペインかぜ)…3
天然痘…6
麻疹…15
マラリア…150
(出展:上記同)
といった病気があげられるとのことです。
マラリアの感染力がすごいですね・・・。
新型コロナウィルスよりも感染力が強く、かつては猛威をふるった天然痘も、根絶宣言が発表されて久しくなります(根絶宣言は私が生まれるより結構前)。
新型コロナウィルスもこのように、『かつては猛威をふるった病気』のひとつになることを願ってやみません。
ワクチンの開発、もしくは治療法が発見されて新型コロナウィルスが収束するまで
感染予防と感染拡大防止に向け出来ることをやっていこうと思います。