皆さまこんにちは。
ガーデンコート鎌ケ谷では毎日お客様にお食事を提供しています!(当たり前)
そして我々スタッフも休憩時間にお客様にふるまわれるご飯と同じものを(食事代を払って)いただいています。
私はキュウリが食べられないのですが、厨房のスタッフの方は、私の食事だけキュウリを除いて提供して下さります。
なんという心遣い。
キュウリが嫌いだというと、
「なんで??」や「味ないのに」とか「意味が分からない」など言われることが良くあります。
食の嗜好が人によってさまざまというのは、科学が進歩しても変わらないんだろうな~と思います。
先日読んだ本で興味深い記述がありました。
トレヴァー・ノートン (著)『世にも奇妙な人体実験の歴史』という本で紹介されていたお話です。
猛毒を持つフグを、危険とわかっているのに食べる日本人のことを書いています。
「日本人にとって、フグは単なる食物ではない。フグはドラッグであり、儀式であり、食のイベントである。~中略~日本の食通は単なる安全以上のものを求める。少量の毒がもたらすスリルと危険を求めるのである。」
この本の著者であるイギリスの学者さんから見ると、日本人のフグ食は中々不思議な光景であるようですね。
確かに私も、「キュウリがおいしい!」と言う人のコメントを聞くと
理解に苦しみます。
ましてフグは、青酸カリの1000倍の毒素を持つ魚。
やはり理解は難しいか。
こちらのお客様は30名おられますが、できうる限り食の好みや嗜好をふまえて提供させていただいています。
お客様がこれからも、お食事を楽しんでいただければ嬉しいですね~。